琥珀の間について

Amber Room(琥珀の間)は、ロシアのエカテリーナ宮殿の中にあります。
エカテリーナ宮殿というのは、ロシアのプーシキン市というところにあります。
この宮殿は、ピョードル大帝が2番目の妻であり、ロシア初の女帝となった
エカテリーナ1世に贈ったもので、琥珀の間は、その宮殿の中に実在している豪華絢爛な部屋です。

琥珀の間は、歳月をかけて壁に金箔を施され、その上から何万個とも言われる琥珀がモザイクのように壁や天井に埋め込まれ、
一流の職人達によって彫刻が施され、扉は金と琥珀によって縁取られ、シャンデリアもまた、琥珀によって飾られたそうです。

想像するだけでも ウットリとため息が出るほどです。

そもそもは、この琥珀の間というのは、1716年、ピョートル大帝がプロイセンを訪問した際に、プロイセンの皇帝から
友好の印として贈られたものだそうです。

エカテリーナ宮殿は、エカテリーナ1世の死後、遺言により娘のエカテリーナ2世に引き継がれました。
エカテリーナ2世は琥珀の間が特に気に入り、自らが許す者以外の入室を禁じたそうです。

その後、大変残念なことに、第二次世界大戦中の
1941年、レニングラード(現在のサンクト・ペテルブグル)への
ナチスの進攻によって、エカテリーナ宮殿は破壊や略奪にあい、琥珀の間は天井から壁にいたるまでそっくり取り外され

どこへとも知れずナチスに持ち去られてしまいました。そして、大戦が終わった後も琥珀の行方は不明のままでした。

しかし、1979年に、ソ連(当時)は、この琥珀の間を国家プロジェクトとして、復元・修復を決定、
1983年に復元計画に着手。そして、サンクト・ペテルブルグ建都300年にあわせて、2003年に琥珀の間のお披露目が行われました。

数奇な運命を背負って今ある琥珀の間。一度はゆっくり自分の目で見てみたいものです。

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